学生・研修医の方へ

Recruit

教授からのメッセージ

教授からのメッセージ

呼吸器内科・感染症科は、医学生や研修医の皆さんにとって非常に魅力的な診療科です。いくつかその魅力を挙げてみたいと思います。

ダイナミックな診療と学びの広さ

呼吸器内科・感染症科は、臨床現場での診断から治療まで、非常に幅広い知識とスキルを求められます。呼吸器内科では、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの慢性疾患から、肺炎やARDSなどの急性疾患、さらには間質性肺炎や結核といった特殊な疾患まで多岐にわたる疾患に対応します。また、感染症科では、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など、様々な病原体に起因する疾患を診断・治療します。どちらの科も、日々新しい診断・治療法や研究成果が現れるため、学び続ける楽しさを感じられる分野です。

患者との密接な関わり

呼吸器内科や感染症科は、しばしば重症の患者さんや急性増悪などに直面することが多いですが、その分患者さんの回復過程を間近で見ることができ、やりがいを感じやすい分野です。特に、感染症は一つの適切な治療法で急速に回復することもあり、その達成感は非常に大きいものです。また、呼吸器疾患はしばしば慢性化し、長期間にわたって患者と関わることができるため、患者さんの人生に寄り添って歩む喜びも得られます。

チーム医療と多職種連携

私たちの分野では、個々の医誌の診断能力も重要ですが、他科の専門医や看護師、薬剤師、臨床検査技師といった多職種の医療スタッフと連携しながら患者さんのケアを行うことが求められます。また感染症科では、感染制御センターと連携して、院内感染の管理や予防に対応することも求められます。

国際的な視点と将来の発展性

呼吸器内科・感染症科は、世界的に見ても重要な分野です。当科では多施設共同研究や国際共同治験にも積極的に参加しており、これらを通じて、医師としてのキャリアの幅を広げることができます。また感染症科は、グローバルな観点での対応が求められ、海外での知見や最新の国際ガイドラインを学ぶ機会が多い分野でもあります。これからも薬剤耐性菌や新興・再興感染症など、新たな挑戦が待ち受けていることでしょう。

実践的なスキルの習得

呼吸器内科では、気管支鏡や胸腔ドレナージなどのスキルを身につけることができ、感染症科では、感染症の迅速な診断や抗菌薬の適切な使い方を学ぶことができます。

呼吸器内科・感染症科は、急性期から慢性疾患まで幅広い診療を学び、患者と密接に関わることができる、非常にやりがいのある科です。多職種と協力しながら、日々進化する医療技術を学べる環境が整っており、国際的な視点を持ちながら自分の専門性を高めていける点も大きな魅力です。興味を持っている学生や研修医の皆さんの挑戦を待っています。ぜひ一緒に切磋琢磨しましょう。

教室の取り組み

呼吸器内科・感染症科は、医学生や研修医の皆さんにとって非常に魅力的な診療科です。いくつかその魅力を挙げてみたいと思います。

働き方改革への取り組み

当直の翌日は、午前勤務のみで帰宅する体制を、医局全体で順守しています。
病棟では主治医制を廃止しチーム制とすることで、病棟業務にあたるスタッフがいる場合には、それ以外のスタッフは順番に早退するなどして、それぞれ休みが取れるように工夫をしています。
また、病院としてリフレッシュ休暇の取得が義務付けられていますが、それ以外に有給休暇の取得を推進するため、冬季には2日間以上の冬休み取得を医局全体で取り組んでいます。

女性医師の活躍

女性医師の割合が年々増加し、男性医師と同様に研究、診療、海外・国内留学で活躍しています。
妊娠・出産する医師に対しては、妊娠中は体調に配慮した勤務とするほか、産休・育休を希望の期間取得できるように、また同僚の医師が困らないように、医師の配置を行っています。
女性医師に限らず、小さな子供がいる男性医師も多く、子供や家族の病気、学校行事などの際はお互いに休みが取れるように声を掛け合っています。
男性医師の育休取得も推進しています。医局の人数がまだ十分ではないので、期間は1か月程度ですが、複数の男性医師の育休取得実績があります。

福利厚生など

学会・研究会参加や専門医取得を積極的に行えるように、参加費や交通費を補助しています。
また、若い医師も十分な収入を得られるよう、年次にかかわらず外勤が確保されるように調整しています。

問い合わせ先

〒036-8562青森県弘前市在府町5

弘前大学大学院医学研究科 呼吸器内科学講座
TEL: 0172-39-5468
FAX: 0172-39-5469

お問い合わせはフォームからお願いします。

お問い合わせフォーム

ページトップへ戻る